みなさんこんにちは。
わやです。
さて、今回はタイトルがいつもと違います。
そう!
今回は、はじめての考察をしていきたいと思います。
おそらく、よう実目的で見に来た人が多いと思いますので、雑談は無しでいきたいと思います。
今回考察するのは「ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編4.5巻」からです。
ここから先はネタバレを含みますので、まだ読んでない人は読んでからみてください。
今回は綾小路清隆が最後の方のシーンで演奏した「エリーゼのために」について考察していきます。
「エリーゼのために」はベートーベンが1810年4月27日に作曲した言わずと知れたクラシックの名曲です。
綾小路は才能の塊。
また、ベートーベンも音楽家として優れていました。
なんとなく関連がありそうですよね。
しかし関連点はこれだけではなく、この曲が作られた背景にもあります。
実はこの曲は誰かのために書かれたのではないかと考えられています。
ベートーベンは生涯独身を貫いたとされていますが、決してモテなかったわけではなく、何人もの女性と恋をしながら独身を謳歌しています。
しかし、40歳くらいの時、彼は22歳年下のテレーゼという女性に恋をします。
もともと身分が違い、成熟する可能性の少ない恋だったのですが、彼は結婚に必要な書類を用意し始め、並行して「エリーゼのために」の作曲します。
ベートーベンは書類と一緒に「エリーゼのために」をプレゼントしますが、当然求婚は失敗に終わります。
つまり「叶わぬ恋に捧げた歌」なのです。
どこか、軽井沢と綾小路のカップルに似ていると思いませんか?
そう!綾小路は高校を卒業したらホワイトルームに帰る可能性が高いです。
一方で軽井沢は一般人。
身分が違い、成熟することのない恋。
(まぁ、綾小路は本気で付き合っているわけではありませんが)
つまりこれは、その場にいる茶柱先生や月城に宛てたものではなく「軽井沢 恵」に宛てたもの。
そう考えるとラストの綾小路と軽井沢のシーンはぐっときますね。
叶わぬ恋……。
そして、綾小路は一ノ瀬をはじめとした、様々な女性キャラに好かれています。
今回の巻でも、綾小路の周りに沢山の女性キャラが集まっていました。
この点もベートーベンが女性に人気だったところと合致していますね。
この曲の作者の様な人生を歩むのだとしたら、綾小路は独身のままになります。
やはり最後は一人なのでしょうか。
綾小路と同じ身分の人間となると同じホワイトルーム生の天沢一夏が浮かびます。
もしかしたら……。という考えがよぎりますね。
これを伏線とするなら、ホワイトルーム生との協力関係も考えられそう。
そうしたら、南雲会長が敵役となりそうですね。
果たして新学期が始まると、どの様な展開になっていくのでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございます。
どうしても書きたくなったので、書いてみました。
これが好評なら、また考察を書きたいと思います。
それでは次回の記事で会いましょう。