皆さんこんにちは。わやです。
少し前の記事で浅倉秋成さんの「六人の嘘つきな大学生」という本を紹介しました。
しかし、実は浅倉秋成さんの本で初めて読んだ作品はこの作品ではないのです。
せっかく紹介記事をかいたことがあるので、今回はその本を紹介したいと思います。
ネタが切れたとかではありません(汗)
ということで今回紹介するのはこちらの本です
あらすじ
北楓高校で起きた生徒の連続自殺。
ひとりは学校のトイレで首を吊り、ふたりは校舎から飛び降りた。
「全員が仲のいい最高のクラス」で、なぜ――。垣内友弘は、幼馴染みの同級生・白瀬美月から信じがたい話を打ち明けられる。
「自殺なんかじゃない。みんなあいつに殺されたの」“他人を自殺させる力”を使った証明不可能な罪。
犯人を裁く1度きりのチャンスを得た友弘は、異質で孤独な謎解きに身を投じる。新時代の傑作青春ミステリ。
前回の作品とは少し風変り。
しかし、青春ミステリーであるには変わりがありません。
正直、「六人の嘘つきな大学生」と似たような感覚があります。
テーマが似ているからかな。
なので「六人の噓つきな大学生」を読んで面白かった人はぜひ読んでいただきたい作品です。
「教室がひとりになるまで」では超能力とされる能力が登場し、本来存在するはずのミステリー特有の殺人シーンがなくなっています。
そのため非常に読みやすいと感じます。
超能力を加えることで失ってしまうミステリーのだいご味であるトリック。
これは、超能力に制限を設けることで理論性を出しています。
一度は使ってみたいと思った超能力。
皆さんはどんな力だったらうれしいでしょうか。
何気に、どんな作品でも条件付き、制限付きであり、自由に使えることはほとんどありません。
どんな世界でもルールが存在しますね。
いつか、制限のない無鉄砲な世界も見てみたいものです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは次回の記事で会いましょう。